-- 古代アナサジフルート --

アナサジフルートの吹き方、運指 5

北米先住民族の遺産。1400年前の古代の音色が現代によみがえる。
アナサジフルートのぜんぶの指穴を押さえられるようになったところで、新しい音階を覚えます。

新しい音階

今まで説明してきたアナサジフルートの音階は下からソ、ラ、ド、レ、ミ、ソ、ラ、…でした。

ぜんぶの指穴を押さえられるようになったところで、新しい音階を覚えましょう。下からド、レ、ミ、ソ、ラ、シ、ド…です。ファがあればドレミファソラシドがぜんぶそろうんですけどね、ファがありません。残念。
» 下からドレミソラシド

これでアナサジフルートで、二つの音階を使えるようになりました。実際は今回覚えた音階をメインで使います。音域の広さがぜんぜん違うので。

実践(ドボルザークの『家路』)

ミーソソー ミーレドー レーミソーミレー
ミーソソー ミーレドー レーミーレードドー
ラードドー シーソーラー ラードーシーソーラー
ラードドー シーソーラー ラードーシーソーラー
ミーソソー ミーレドー レーミソーミレー
ミーソソー ドーレミー レードレーラードーー
» ドボルザークを『家路』を古代アナサジフルートで吹いてみた

ドボルザークの『家路』って五音階でできてるんだ、というのが分かります。(途中でシを使っていますが。)メロディーは簡単です。一つ一つの音の形を大切に。いきなりプーッと吹かない。そっと吹き始めてそっと終わる…私はすこしやりすぎて、ベタベタした感じの音になってしまいました。
長く伸ばす音にはビブラートをかけて上手っぽく聴かせます。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL: