-- ダブルフルート --

ダブルフルートの吹き方 コールアンドレスポンス

【コールアンドレスポンス】
「コンサートなどで、演者が観客に掛け声を求め、それに対して観客が応えること。」
―はてなキーワード―

一人コールアンドレスポンスがおすすめ

ゴスペルでさいしょにリーダーが歌ってそれに応えて大勢が歌う、あのコールアンドレスポンスですけど。ダブルフルートの演奏でもコールアンドレスポンスするといいです。さいしょにメロディー管だけで1フレーズ吹いて、次に伴奏管といっしょに1フレーズ吹きます。そしてまたメロディー管だけ吹いて、それから伴奏管もいっしょに吹く。
» ダブルフルートでコールアンドレスポンス

たった一人でコールアンドレスポンス…
考えようによってはあまりに寂しい状況ですが、これが妙にハマって調子よく演奏できたりしますから、することがなくなったり行き詰まったときには試してみてください。

伴奏管を止めるための保険として

伴奏管がラの音のばあい、メロディー管のラは同じ音なので重なってよく聞こえませんし、ソの音はきれいにハモってくれません。だから曲の中でラとソの音はできるだけ使わない方がよいのですが、どうしても使いたい!という局面があるでしょう。そんなときは仕方がない。気にせずそのまま吹いてしまうか、じゃまな伴奏管を吹くのをやめてメロディー管だけ演奏することになります。

このとき、とつぜん曲の中で一カ所だけ、伴奏管を止めてしまうというのは、どうでしょうか。
「ありゃーここは伴奏をつけにくい箇所なんだな」と聞き手にモロバレです。でもさいしょからコールアンドレスポンス形式で吹いていれば、途中で伴奏管を止めても違和感なく受けとめてもらえるはずです。

コールアンドレスポンス形式でなくても、曲の出だしだけでも、伴奏管を止めてメロディー管だけで演奏する。これだけで「この曲はメロディー管だけで吹く箇所もありますからね、そういう演出ですからね」という了解が聞き手との間に生まれます。これでずいぶんごまかせます。
覚えておいて損はない技ですよ。

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