ダブルフルートの吹き方 ダブル奏法2
1つの指穴で3とおりの伴奏音
ダブルフルートの伴奏管のいちばん下の指穴をふさぐ・あける、で2とおりの伴奏音が使えます。これだけでもずいぶん合奏ぽっくなります。実は、いちばん下の指穴をふさぐ・あける・半分だけあける、とやれば3とおりの伴奏音が使えます。
伴奏管のいちばん下の指穴をふさぐとラの音、あけるとドの音。では半分だけあけると?ラとドの間の音、シの音が出ます。だから指穴をあける・ふさぐ・半分だけあける、でラ・ド・シの3とおりの伴奏音が使えます。
シの伴奏にはレかソ
シの音の伴奏音にきれいにハモるのはレかソの音です。ソシレの和音って聞いたことありませんか。これは実際にはあまり使う場面がありません。曲の終わりごろ、レードーで終わったりレドラーで終わったりするときに間に入れます。
» 曲の終わりに伴奏音をラーララシーシードーー
曲の終わりにシの伴奏音をはさむと西洋っぽい雰囲気になります。インディアンフルートなのに。このへん好き嫌いが分かれるところでしょうし、指の操作のむつかしい伴奏音なので、できなくてもいいと思います。
とりあえず知識として押さえておくとよいでしょう。