聴かせどころの高い音をまっすぐ
インディアンフルートらしく吹くコツについて例題を追いかけながら説明しています。
例題
ラドレミーミーミ レミミーー
ミーソーーミーレーー
ドレレーードーラードードー ミレドーー
» インディアンフルートの例題を吹いてみた
例題中盤の「ミソーミレー」は聴かせどころで、フレーズの中でいちばん高い音が出てきます。長くのばす音はビブラートをかけるものですが、このいちばん高いソーの音はわざとビブラートをかけずにまっすぐのばしています。…こうした方がカッコイイ気がしたので。
» いちばん高い音はわざとビブラートをかけなかった
インディアンフルート奏者の真砂秀朗さんがこんな、まっすぐな音を使います。紙飛行機を投げたようにどこまでもまっすぐのびる音はもう、ほれぼれします。
一般に、笛の音をまっすぐのばすのは非常に難しいです。しかしインディアンフルートはピッチが安定していますから他の笛よりはマシです。特に高い音は息を強めに吹きこむとふらつかなくなるので、狙ってみる価値はあります。