大きな石の町
大きな石の町とは南米ペルーの町クスコのこと。クスコはインカ帝国の首都でもありました。
その昔、北アメリカのインディアンたちは中央アメリカのマヤ族・アステカ族と交易していたことがわかっています。
もっと広い世界を見てみたいと、中にはずっと南まで旅したインディアンもいたことでしょう。アンデス山脈までたどり着いた彼は、初めて見る大都市に目を見張ったにちがいありません。
長い旅を終えて帰った彼は子孫に話しました。
「そこは道も家もすべて大きな石でできていて、人はみんな虹のように色とりどりの服を着ていた。私がその町にたどり着いたとき、ちょうどお祭りだった。大きな広場に大勢の人が集まって踊っていた。額飾りや首飾りが太陽のようにきらきらと美しかった。あれはたしかこんな曲だったか…」
ちなみに彼が見たのは羊飼いの踊りです。 » 原曲はこんなの。
…うろ覚えなのでずいぶん違った曲になっています。