-- 例題と解説 --

循環呼吸で長いフレーズを吹きこなす

インディアンフルートらしく吹くコツについて例題を追いかけながら説明しています。

例題

ラドレミーミーミ  レミミーー
ミーソーーミーレーー
ドレレーードーラードードー  ミレドーー
» インディアンフルートの例題を吹いてみた

例題終盤の「ドレレーードーラードードー  ミレドーー」は息継ぎなく一息で吹いています。長いフレーズを一息で悠々と吹きこなすと、インディアンフルートにふさわしい、ゆったりおちついた感じに聞こえます。(達人っぽい雰囲気も期待できます。)
長いフレーズを一息で吹けるようになるために、毎日水泳などして肺活量を増やすのが本当ですが。

ここでは循環呼吸を使って音を途切れさせずに息継ぎをしています。例題をよく聞くと、最後の「ミレドーー」の直前にスンと鼻をすするような音が入っています。この瞬間に息を吸いこんでいます。循環呼吸の瞬間は、どうしても音がよろけたりしますので、音と音の継ぎ目でしかけたり、ビブラートや装飾音でごまかしたりするといいです。 » 関連記事
» ミレドの装飾音にまぎれて循環呼吸で息継ぎ

息継ぎしてみせることも大切

インディアンフルートは笛の中でも特に循環呼吸しやすい笛ですから、積極的に取りいれていけばいいと思います。
ただしあんまり長いフレーズを息継ぎなしで吹くと不自然になります。インディアンフルートではフレーズの間の息継ぎも大切な演奏要素です。

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