『スカボロー・フェア』
インディアンフルートは北米インディアンに伝わる笛です。
『スカボロー・フェア』を演奏しました。運指は動画の最後に載せてます。
超有名な英国民謡
「スカボローの市場に行くならよろしくと伝えてくれないか。昔あいつは俺の女だったんだ。」から始まる、世界的に有名な英国の民謡です。歌はその後、およそ現実味のない実現不可能な課題ばかり次々に並べ上げて「それが出来たならあいつは俺の元に戻ってきてくれるだろうか……」と嘆きます。(つまり元カノと縒りを戻すことは絶望的だという話。)
この歌が世界中に知れ渡ったのは、私はサイモン&ガーファンクルの功績だと思っていますが、その認識で合っているのでしょうか。彼らがスカボロー・フェアを演奏して以来、歌い出しのコードは7Sus以外考えられなくなりました。そのくらい印象的な演奏でした。
1コーラスは短かくて楽譜にすると小さな曲です。
しかし実際に歌ったり演奏したりするときは、歌詞に従ってコーラス毎にメロディを微妙に変化させるのが通例です。いろんな人の演奏を聴いて確認するといいでしょう。
北米インディアンの笛
演奏した楽器はインディアンフルートです。
インディアンフルートは北米インディアンに伝わる笛です。音域が1オクターブしかなく、ペンタトニックという特殊な音階にチューニングされているため、ふつうの曲をふつうに吹くことが難しいです。
スカボロー・フェアはがんばれば演奏できますけど、西洋のドレミ音階にチューニングした改造フルートを使えば楽ちんに演奏できます。これは北米のタヴェワ・ヤツェツィ工房が製作したドレミ音階のインディアンフルートです。指穴が7つあります。
» ドレミ音階のインディアンフルートについて